障害児、療養児(病児)と健常児の統合保育を行う横浜市鶴見区の保育園

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少しずつ涼しくなって、子どもたちのパワーも更に凄いことになっています。
今月は、そんなフルパワーのぱんだ、いるか、くじら組担任のぶえ先生から文章をもらいました。


2008年9月 のぶえ先生

私は、保育士2年目、ぱんだ、いるか、くじらぐみ担任の国分です。 
昨年はぱんだぐみの担任。自分のクラスには障害児はおらず、隣のおへやにいる障害児とはどう関わったらいいのか分からず、勉強会も医療的ケアに対しても、一緒に遊ぶ事さえ消極的だったと思います。 
そんなときぱんだぐみのお部屋が隣にお引っ越しになり、今現在自分のクラスにいるこうくんたちと一緒に過ごす時間が多くなり自然と目の前にいる子どもたちのことを知りたいと思うようになりました。

今のクラスになり、こうくんとの関わりに行き詰まった時、教えてくれたのはまわりの子ども達でした。何の遠慮もなく抱きついたり、おもちゃを持ってきては一緒に遊んだり、胸に手をおいてゼロゼロを確認したり・・・こうくんの喜ぶ顔が見たいと関わっている姿を見て、「あーこの気持ちでいいんだな。」と思いました。

人は一人一人違ってあたりまえ。
そして一人一人かけがえのない素晴らしい力を持っていると思います。
子ども達も障害があろうとなかろうと一人一人がそれぞれらしく輝けることが一番大切だと私は思います。そのお手伝いをすることが保育士の仕事の一つであるとも思います。
「できないことは助けてあげればいい」という子どもたちのような思いやりの心、純粋な優しさが大人にも必要なんだとこうくんとクラスの子ども達の姿を通して教えてもらいました。

医療的ケアに対し、はじめは「自分に出来るのか」との不安な気持ちと一歩退く気持ちはありました。しかし、目の前には子どもがいます。この子たちのことを知りたい、この子たちの笑顔が見たいと思ったら「できるかな」なんて考える前に今できることをやっていこうと思い私はたくさん勉強しました。今も日々勉強です。

これからも、子ども達から学ぶ姿勢を忘れずに日々子ども達と笑顔でたくさん思い出を作っていきたいです。


子どもの憧れの職業である保育士さん。
保育士は、いつも元気に笑っている、毎日子どもと遊んで楽しそう・・というイメージを持たれる方も多いと思います。
単に、子どもの要求を満たして楽しく過ごさせておけばOKということならイメージどおりなのですが、実際は、子どもの身体の様子の把握、成長発達を促すための保育プランの実践、生活環境、個性の違いのある中で一人ひとりの視点も問題も違い日々判断と対応が必要になります。
現代社会が抱えている問題からみて、今、乳幼児期に必要なことは何なのか、その年齢だけをみるのでなく、将来を見据えた理念を持って、初めて担任として日々の保育が出来るように思います。

のぶえ先生も、こうくんについて、その中の一人としての保育を展開しています。
(のぶえ先生だけでなく、他クラスでもそれぞれの保育士が同じようになされています。)
結果として、様々なケアの必要があり、勉強を重ねますが、単に手技を身に着けることに専念しているのではありません。
研修の中で、今まで障害児は世の中でどのような立場にあったのか、生きる事を隠された時期、一生病院で過ごす時期があったこと、障害児を授かった親御さんの並々ならぬ思いの数々、社会(それぞれの国や自治体など)の対応の違い、法律の問題、などなど多くの事を知り、そして自らの考えを築いていきます。
のぶえ先生は、毎日の保育で、色々なことを悩み、考え、迷い、喜び、学び・・、子どもと同じように成長している様に思います。

小柄なのぶえ先生が、背の高いこうくんを抱っこしていると、こうくんの足は床に着きそうな位です。今日もみんなが寝入った頃、

「もーこうくん笑いすぎ、お昼寝中だから静かにしようよー」と言いながら、二人でものすごく嬉しそうに廊下に出てくるのでした。
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