障害児、療養児(病児)と健常児の統合保育を行う横浜市鶴見区の保育園

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心の声

心の声も、早いもので3年目になりました。
様々な視点から、少しでも統合保育をお伝えできればと思っています。
皆様からの沢山のご意見、ご感想お待ちしております。


2008年6月 医療的ケアについて1

今回は、保育園で行う医療的ケアについてお伝えします。

当園のクラス担任保育士は、医療的ケアの実施技術を身につけています。
保護者の方々はこの事を望まれ、園医も認めています。
しかし、この事は行政から、推奨されているわけではありません。
医師法の中に、医業についての条があり、各方面(国、自治体、教育機関、法律関係者、そして本人とご家族の方々などなど)その解釈について現在様々な議論をされているところです。

医療的ケアというのは、経管栄養(口から食事を摂る代わりに、チューブで直接胃や腸に栄養を届ける)、痰の吸引(鼻をかむ代わりに機械などを使って痰を引っ張り出す)、はじめ様々な、生活に必要な手段があります。
医療の目覚しい進歩で、多くの障害のあるお子さんが在宅で過ごせるようになりました。
医療的ケアは、入院中医師の指示の基、看護師などの医療者が行っています。家に帰ると、その行為は、家族のみが許されます。
結果、退院後は片時も離れず外出もままならない状況になるのです。

医師の指示の基、医療的ケアを行っている預かり先はありますし、横浜市はかなり多いほうだと思います。しかし、緊急性の高い順でかなり込み合っているようです。
まして保護者のお仕事のためとなると対象外です。
普通の子の様に保育園に通えないか?と思っても、医療的ケアをする人がいないので、通えません。

私たちは、入院中は医療者が、家庭では家族が、学校では教員が(横浜市の学校はすでに教員が医療的ケアを実施しています。)、保育園では保育士が行うことがもっとも自然なことと考えています。
保育士さん達によるケア実施が日常になれば、わざわざお引越しをしたり、遠くから通園しなくても、近所の保育園に通えます。
そこではじめて、横浜市行政が強く推奨する、障害があっても地域で活きやすい街、になるように思います。
何より、保育園で一番身近な、信頼できる担任の先生が普通に医療的ケアをしていると、子供達も安心できることと思います。
ただし、“普通に”出来るまでにはたくさんの努力をしていますが。

そんなことを考えて、昨年夏、横浜市に保育園でのお預かりについての質問状を出しました。
質問状の内容 PDFファイル:125KB

なかなかお返事がないので、数ヵ月後、こちらから電話でお返事の問い合わせをした所、担当者の方が「法律で認められていないのでだめです」とすぐにおっしゃっていました。
その後一度担当者が訪園され、現状の説明や、当園が考えている保育士さん達が学べる環境などの提案などをお伝えしました。そして文書による回答がやっと、20年度に入ってからありました。次回ご紹介させていただきます。
近年、次々に明るみになる税金の無駄遣い。真っ当な使い道が出来ると良いですね。

このコーナーへのご意見ご感想を是非お寄せ下さい。
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