障害児、療養児(病児)と健常児の統合保育を行う横浜市鶴見区の保育園

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心の声

厳しい残暑が続いています。あまりの暑さに加え、光化学スモッグ警報まで出てしまうと外にも出られません。過ごし辛いですね。
そんな暑さとは別に、当園の保育士は、日々熱い想いを持って子供たちと過ごしています。今回はその中の一人、純先生をご紹介いたします。
担当クラスには重度身体障害のあるお子さんがいます。さて純先生はどの様な気持ちで日々関わっているのでしょうか?


2007年9月 保育士の声

純先生私は、いるか、くじら組担任をやらせていただいている清水純と申します。どうぞ宜しく!
今回このページの担当という大役をオファーされ、ドキドキな胸中であり、ふつつかな文章ではあると思いますが、私の想いをこの文に精一杯込めさせていただきます。

はじめに私が何故この園で働きたいと思ったのかと言うことなのですが、それはさかのぼること学生時代のある講義で、障害があるから、また障害児に対する知識がある職員が居ないからという理由で断る園が多いと聞きました。
そこでその講義の先生が言いました。
「特別に障害の知識というものはない。それも保育士の知識であり、保育するという事なのだから。」
その言葉が素直に私の中に入ってきて、作業所や養護学校の実習を経てある想いが生まれてきました。
障害があるから、障害がないからではなく、みんな出来ることがあって出来ないことがある、それを助け合うのが社会の姿であり、それを受け止めて支援や指導をしていくのが保育ではないだろうか。そしてその本来の形、統合保育をしているカンガルー統合保育園で働きたいと思ったのです。
純先生そして実際に働いてみると、想いとは裏腹に自分のクラスの子供であるのに知らないことが多かったり、関わる時間が少なかったり、看護師の先生に任せきりだったり・・・日々に流されてうやむやなものになっていきました。
今思うと自分の中でここからは自分が出来ることではないという線を引いていたように思います。
昨年度の園内での障害児勉強会や、他の先生の協力を経て何より目の前の子供のことをもっと知りたい、近づきたいと言う想いが明確なものになり、又子供同士の自然な関わりを毎日目の当たりにして気持ちが奮い立ってきました。

そして少しづつですが、子供の毎日のことをお手伝いできるようになってきました。
自分に何が出来るとも思っていません。
ましてや保護者の方々の想いをここで私がどうこう言えるものではないと思います。ただ、私は一保育士として目の前にいる子供達と向き合っていき、それが一人一人の子供達の“何か”に繋がっていけば幸いであると思って今日も保育をしている次第であります。

通常考えると、特に医療に関わっていない保育士が重度身体障害のあるお子さんを担任としてお預かりすることになったら、まず、“何をどうしたらいいの?”“自分に何ができるの?”から始まると思います。はじめから“気持ちさえあればなんでも出来るから何でもOK”というのはかえって心配になります。
気持ちが在るのは大前提なのですが、実際は様々な知識、手技が必要となり、習得するためには多くの勉強をしなければなりません。
日々の保育に加えそれらの勉強を重ねるのは大変なことです。
当園の保育士は皆、障害のあるお子さんとの関わりを大切にしたいと考えて入職した人たちばかりですが、それでも決して楽に学んでいるわけではありません。医療的ケアをどうするか、という事も大きな問題です。
横浜市の養護学校では、教員が認められたうえで医療的ケアを実施していますが、医師のいない保育園という立場では看護師であっても各方面万事賛成されているわけでは在りません。
いくら保護者の方が大賛成してくださっても、当園がやりたいといっても、法律的にはまだまだ難しいようです。障害があっても地域で生きやすく・・は遠いですね。

以前純先生に「どうしてそんなに一生懸命色々知りたがるの?」と聞いたら即答で「もっと○○ちゃんに近づきたいからです!」といわれ、熱い風に飛ばされるかと思ったのを覚えています。

もっと純先生達のような先生が、色々な地域で増えて行ってくれれば、今遠くから通われているお子さんたちも、近くの保育施設に通うことが出来るようになるのでしょう。
今当園では此の事を模索検討中です。
このコーナーを読んで下さっている皆様、どうしたら実現できるのか、良いご意見がありましたら、是非お願いします。


このコーナーへのご意見ご感想を是非お寄せ下さい。
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