障害児、療養児(病児)と健常児の統合保育を行う横浜市鶴見区の保育園

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心の声

今月は、健常のお子さんの保護者の方は統合をどのように思っているか、そして「世間の大人」はどうか?ということを考えてみます。

カンガルー統合保育園は「統合」なので障害児が共に過ごすのは当たり前の世界です。
入園する時は統合を知りおいてお子さんを入れるわけですから、統合保育には賛同されています。入園後保護者の方に、統合についての保護者の方の考えを知り、今後の手がかりとする為に、時々アンケートやインタビューをお願いしています。こちらから依頼しなくても、日々の連絡帳の中でコメントを頂けることもあります。それらの幾つかをご紹介致します。


2007年5月 健常児保護者の声

不安 心配 驚き
心の声入園した時、荒い性格のうちの子が、障害のあるお子さんと仲良くできるのだろうか?と不安だったが、こちらの心配をよそにすんなりと溶け込んでいて驚いてしまった。
 
親も未経験
親である自分達も障害児に接した経験がなく、どの様になるのか見当がつかなかった。子供は、皆同じと捉えているようで「出来ない所は助け合えばいい」という意識があるように感じた。自分達親も来園時常に会う事により慣れてしまった。
 
区別の概念がない
お家でのお子さんの様子。園での話題の中に他の友達と同じく、当たり前の事として出来事を話してくれる。全く区別が無いようで、他の子との体の違いなどの質問を聞いた事が無い。
 
運動会
障害があってもどの子も一生懸命。手助けをする保育者も全力で微笑ましかった。子供達全員が主役だと感じた。
 
子供は自然なのに・・
子供達はとても自然なのに、親の自分は何を話しかけてよいのか解らない。自分の不用意な一言で、嫌な思いをするかもしれない。
その事を障害のあるお子さんの保護者の方にお伝えした所、「どんどん話に来てくださ〜い」との事でした。また園内で嫌な思いをした事は一度もないとのことです。
ちゃんと見てもらえている?
かなり元気でやんちゃなお子さん。年配の親戚の方から、「この子が落ち着きが無いのは、保育園でちゃんと見てもらえていないからでは?障害のあるお子さんがいるとそちらに手が必要だから。」と言われた。
保護者の方は「落ち着きがないのは本来のもの。園できちんと躾てもらっているし、逆に誰にでも隔ての無い大切な心を身に付けている。」と答え、後日実際に(園外で)接している場面を見て、親戚の方は納得されていた。

以上たくさんのご意見の中からピックアップいたしましたが、最後のエピソードは、世の中の一側面を垣間見れた気がします。
様々な場面で保護者の方々にお尋ねしてきたのですが、「本当にこれだけ?」と思うほど皆様前向きなご意見だと感じます。実際には最後のエピソードの様な事は語られていないだけかもしれません。本当の現状はどうなのでしょう。賛同して入園されているので本当に無いのかもしれませんが、これからも是非、たくさんのご意見を頂きたいと思っています。
園内では自然な毎日が、一歩外に出ると色々な意見があり、統合保育も知れ渡ってはいません。広い広い世間でカンガルー統合保育園は小さな点です。
開園して6年目。統合だから子供を入園させたい、とおっしゃった保護者の方は1件だけです。子供達と保護者の方がいて、その周りに世の中があります。統合を広めるのはなかなかの困難がありますが、いとも簡単にやってのけている偉大な子供達、そして見守って下さっている保護者の方々に心から感謝いたします。
障害のあるお子さんの保護者の方は、世間の強い風に真っ向強い力で立ち向かっています。様々な力を合わせ、保育園としてやるべき事は何か、を考えていきたいと思います。

次回は6月を予定しています。
日々保育に携わっている保育士の気持ちをご紹介します。
医療的ケアの日々の勉強はもちろん、熱いエネルギーで子供達と関わっています。どんな子も保育が出来るようになるまで、決して平坦な道ではありませんでした。どうぞお楽しみに。

このコーナーへのご意見ご感想を是非お寄せ下さい。
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