障害児、療養児(病児)と健常児の統合保育を行う横浜市鶴見区の保育園

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3回目となりましたお友達紹介コーナーです。
先月はこうくんをご紹介しましたが、「これが、カンガルー統合保育園なんだ」「とても暖かい」「こういうページでもっと統合が広がれば」というご意見をいただきました。こうくんのご家族の皆様、ご意見くださった皆様ありがとうございます。

さて今月は、小学生の男の子が学校で書いた作文をご紹介します。たまたま園に遊びに来て、先月紹介したこうくんと出会い、触れ合った事から感じた事を描かれています。また、男の子のお母様より、作文を読んで感じられた文章を寄せていただきました。どうぞご覧下さい。


2006年6月 祐馬くん

※文中の画像をクリックすると祐馬くん直筆の原稿を見る事ができます。
 本文および原稿は実際の記述を再現していますので、読み辛い点ご容赦下さい。

障害児にせっして思ったこと

福田小学校 四年三組 川野 祐馬

祐馬くんの作文ぼくは、以前カンガルー統合保育園に行きました。
そこでは障害児もつ子供と健康な子供達が一緒に保育する所たと母から聞きました。障害もっている人とは、道で会ったり福田小学校にもいて知っていましたが鼻にちゅうぶをいれている子供や、呼吸きを使っている子供を見たのは初めてだったので最初はおどろきました。母から「遊んでいいよ」と言われても何をしていいのかわからず困りました。こう君は二さいだけど歩く事ができないのでいすにすわっています。
食事は、鼻のチューブから食べていて長いチューブがついています。僕は外で遊ぶのが大好きなので、自分で自由に動けないこう君を見たときとてもかわいそうだと思いました。
でもこう君も外に行くのが大好きだそうで散歩には、ベビーカー行くそうです。自分でおもちゃをとれないこう君に、同じクラスの友達がおもちゃをわたしているのを見た時小さいのにやさしいなと思いました。
祐馬くんの作文みんなが協力してこう君を助けていることをすばらしいとかんじぼくも何かしたいと思いました。

こう君の前においてあったキーボードをひいてみました。
するとこう君が笑いました。今度は、こう君の手をにぎって、キーボードをひいたらこう君は、手と足をばたばたさせて、キャーキャーと楽しそうな声を出して喜びました。ぼくはそんなこう君がかわいいと思いました。
一緒に遊ぶことでこう君が喜ぶのを見たら、ぼくでも役に立つんだと思いました。母が言っていたのですがこんな保育園はあまりないので重い障害を持つ子供達は、保育園に行くことができず、お友達と遊ぶこともできないそうです。
もしぼくが学校に行けなかったらつまらないと思いました。
もっとこんな保育園がふえて障害児と健康な子供が一緒に遊ぶ事ができれば楽しいと思います。
今までははずかしくてできなかったけどこれからは、道で困っている人を手伝ったり、電車の中でお年おりや体が不自由な人に席をゆずったりしたいと思います。
休みの日はカンガルー保育園に行ってぼくのできる事をたくさんやってみんなに喜んでもらいたいと思います。
そして、大人になったら障害持った人たちが住みやすい日本になるように、考えていきたいと思いました。

祐馬君、夏休み中にとてもよい経験をしましたね。
この経験は、祐馬君の大人への成長に大きな役割を持つものだと先生は思います。
先生も大学生時代に祐馬君のような体験をしてきました。
最初はびっくりしたけど、思っていた以上に障害を持っている人と健常の人に変わりはないことが分かり、また、自分のできることが(力になれること)たくさんあると気付きました。
時々、障害を持つ人のことを笑ったりする人もいるけれど、祐馬君のその「強く優しい心」で、たくさんの人の理解が得られるよう、今後も人助けになるような活動を進めていってほしいと思います。
ぜひ三組でも、このような活動があるということを、お友達に教えてあげて下さい。
先生は、このような作文が読めてとてもうれしかったです!


祐馬くんこんにちは。川野祐馬の母です。
祐馬の作文がホームページに載る事にちょっぴり驚きを感じています。
祐馬は現在5年生。サッカークラブに所属していて、勉強よりサッカーに忙しい平凡な男の子ですが、上履きや体操服は何度言っても持ち帰らず真っ黒!
忘れ物も多く、先生に何度も指摘を受け、情けない思いをした事も度々です。友達と遊んでいて、手術する程の怪我もした事もありますし、女の子を泣かせて学校へ呼び出された事もあります。あげればキリがありません。

私にとって悩みの種とも言える祐馬が、こうくんとの出会いを通して少しずつ変わっていました。誰にでも優しくなった事。相手の気持ちを考えられる様になった事が一番の変化でしょうか?
こうくんはたまたま障害を持っていたので、その障害や福祉についても関心を示す様になった事も、それまでには見られなかった事です。
周囲から押し付けられた考えではなく、身を以て実感したその思いは、どんな時も変わる事が無いと信じています。こうくんとの出会いは、祐馬を大きく変える転機の出会いだと思えました。

そんな悩みの種は今、希望の芽を出し始めました。
いつの日か、暖かな花を咲かせてくれる事を信じています。
祐馬を変えてくれたこうくんに私は母として「ありがとう・・」と言いたいです。

いかがでしたでしょうか?
祐馬くんがこうくんと直接会って、直接触れ合ってこそ初めて感じられた事、変わっていった気持ちがとても心に伝わってくる文章だと思います。また、担任の先生がその事を受け止め、暖かく想いを広げて下さっている事が、同じく子供を育てる事に関わっているものとしてはとても嬉しい気持ちになりました。
そして、お母様の文中にある「周囲から押し付けられた考え方ではなく・・」という所は、まさに統合保育の基かなと思いました。
カンガルー統合保育園内の輪を飛び出して、こんな風に少しずつ輪が広がってくれるのは本当に嬉しい事でした。
大和市福田小学校、担任の不破野先生、お母様、そして祐馬くん、快くご強力いただき心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
・・ところで祐馬くん、あれ以来お姿拝見していないのですが、今度はいつ遊びに来てくれるかナ・・?

次回は8月に更新予定です。昨年まで皆と過ごしていたあきちゃんをご紹介致します。
あきちゃん、天国から見ていてね。

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